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工場で電気料金削減をするには電気使用量の見える化が必要?

昨今のエネルギー価格上昇で、経営が厳しくなっている工場も多いでしょう。 工場の設備を稼働させるためには、どうしても電力を消費してしまいます。 そのような中で電気料金を削減するには、電気使用量の見える化をおすすめします。 本記事では、電気使用量の見える化により、工場で電気料金削減をする方法を説明していきます。

設備の運用方法を見直してみる

工場ではさまざまな設備が稼働していて、それらの大半は電気を消費しているでしょう。
そのため、非常に多くの電力が消費されています。
設備によって電力消費の状況も異なります。
特定の時間帯に電力消費量が高くなっている設備もあるでしょう。
また、1日中稼働させている設備もあれば、限られた時間帯にしか稼働させていない設備もあります。
電気料金の削減には、そのような設備の稼働状況と電力消費の状況を把握することがポイントです。
電気管理クラウド」を利用すれば電気使用量の見える化ができ、どの設備で電力をどのくらい消費しているのかをリアルタイムで確認できます。
その情報を元に、削減できる部分はないか検討してみましょう。
生産設備だけでなく、空調設備や照明器具などに関しても運用方法を見直してみると、さらに効果的です。
>>【製造業(工場)向け】出費の多い項目の電気料金削減マニュアル

最大デマンドを下げられないか検討してみる

工場では設備の運用方法を見直してみても、電力消費量の削減は難しいかもしれません。
また設備の稼働時間を減らしてしまうと、現在の生産能力を維持できなくなる可能性があります。
そこで、トータルの電力消費量は減らすのではなく、最大デマンドを下げられないか検討してみましょう。
最大デマンドというのは、30分ごとに区切った場合の電力消費量のうち、もっとも多い部分のことです。
最大デマンドが下がれば、電気料金の基本料金も下がる仕組みになっています。
そして、「電気管理クラウド」で電気使用量の見える化を行えば、消費電力を把握することが可能です。
例えば、消費電力が高いときに、複数の設備で電力消費量がピークになっていることがよくあります。
そのような場合には、設備のうちどれかを稼働する時間帯を少しずらすだけで最大デマンドを下げられることが多いです。
生産能力はそのままで、電気料金削減を実現できるでしょう。

まとめ

工場では、電力消費量そのものを抑えるのは難しい場合が多いです。
しかし、電力消費量がピークに達する時間帯を調整することで、最大デマンドを下げられる可能性はあります。
まずは電力消費量の見える化を実施し、時間帯ごとの電力消費量がどのような状況か確認してみましょう。

この記事の著者

営業本部部長樟山 雄二郎
営業本部部長
樟山 雄二郎

大手保険代理店にて、BtoC領域における新規営業および事業マネジメントを経験。 その後、関連企業の常務取締役を経て、2021年6月に当社の取締役に就任。現在は、「クラウドシリーズ」(電気削減クラウド・電気管理クラウド)の責任者として、企業のエネルギー最適化を支援するサービス開発・運営を統括。