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【2025年最新】法人向け|電気代高騰への6つの対策法と電気使用量見える化のすすめ

昨今、電気代の高騰が企業経営に大きな影響を与えていますが、適切な対策を講じることでその影響を最小限に抑えることが可能です。 電気代の上昇は経費の増加を招き、利益率の低下を引き起こす重大な問題です。電気代の高騰に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、電気代高騰への対策や、課題が発生した背景について詳しく説明します。 ▼おすすめの関連記事

電気代高騰の背景と現状

電気代が高騰している背景には、燃料価格の高騰や再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下 再エネ賦課金)の値上げ、激変緩和措置の終了などがあげられます。

①燃料価格の高騰

日本は、石炭や石油、天然ガス(LNG)など、火力発電に必要な燃料のほとんどを海外から輸入しています。そのため、燃料価格は世界情勢や為替の影響を受けやすく、近年ではロシア・ウクライナ戦争の影響により燃料価格が上昇しています。
また2025年6月現在、日本は円安が深刻化しています。これは燃料の仕入れコストが上昇することを意味するため、それに伴い電気代が高騰しているのが現状です。

②再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ

再生可能エネルギーの普及を目的とした再エネ賦課金は、電気代の一部として電気の利用者が負担する費用です。国が定めた全国一律の単価に毎月の電気使用量を掛け合わせることで、各家庭・企業の負担額が決まります。
再エネ賦課金の単価は毎年改定され、2025年は1kWh当たり3.98円となっています。2022年は3.45円、2023年は1.40円、2024年は3.49円と単価は年々値上がりしており、電気代の高騰を招いている状況です。もちろん値下がりすることもありますが、今後しばらくは上がり続けると予想されているため、引き続き電気代に大きな影響を与えると考えられます。

③電気・ガス料金負担軽減支援事業の終了

「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」の一環として政府が実施した電気・ガス料金負担軽減支援事業が、2025年3月をもって一時的に終了しました。2025年7月〜9月の3ヶ月に再開する予定ではあるものの、それまでの間は支援を受けられないため、電気代の高騰につながると考えられます。

電気代高騰に即効性が期待できる2つの対策

ここでは、電気代高騰に即効性のある対策について紹介します。

省エネ設備・機器の導入

省エネ設備や機器の導入は、電気代削減に直接的な効果を得られる方法です。
例えば、LED照明や高効率空調設備への切り替えは初期投資が必要ですが、長期的にはコスト削減につながります。LED照明は従来の白熱電球に比べて消費電力を削減できるため、電気代の削減が期待できます。
また、省エネ型の家電製品や断熱性能の高い窓やドアの設置も、エネルギー効率を向上させる手段として有効です。エネルギー消費を抑え、環境負荷の低減にも貢献します。
このように、省エネ設備や機器の導入は、電気代削減と環境負荷低減に期待でき、コスト削減につながります

電力会社・料金プランの見直し

複数の電力会社の料金プランを比較検討し、最適なプランを選択することでコスト削減につながります。
電力自由化により、電力会社は価格の引き下げ競争を行うようになりました。適切なプランを選ぶことで、電気代の削減が実現可能になります。
このように、電力会社や料金プランの見直しは、電気代削減に取り組むにあたって重要な要素になります。
エネクラウド』では、最適な電気料金プランの選定から契約までを総合的にサポートする『電気削減クラウド』を提供しています。独自のノウハウを活かして契約を見直し、80社以上の電力会社から最適な電気料金プランを提案します。
「切り替え先の電力会社を探している」「コスト削減したいが予算も人手もない」という企業にこそ、利用してほしいサービスです。この機会にぜひお問い合わせください。

中長期的に取り組みたい!電気代の削減方法4選

中長期的な電気代削減の対策を実施することで、企業はエネルギーコストを削減し、経営の安定化を図ることができます。
ここでは、中長期的な電気代削減の対策について紹介します。

自家発電設備の導入

太陽光発電や蓄電池システムは、電力会社からの購入電力を削減できる設備です。自家発電設備は初期投資が必要ですが、長期的には大きなコスト削減効果が期待できます。
例えば、太陽光発電を導入することで、電力の自給自足が可能となり、電気代の削減が見込めます。
また、蓄電池システムを併用することで、蓄電した電力を効率的に利用し、電力の安定供給を図ることが可能です。
このように、太陽光発電と蓄電池システムの導入によって、購入電力を減らし電気代を削減しつつ、安定した電力供給を実現します
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デマンドコントローラーの活用

デマンドコントローラーを導入することで、電力使用状況をリアルタイムで監視し、最大需要電力を抑制できるため、基本料金の削減とピーク時の電力使用抑制が可能になります
例えば、デマンドコントローラーで、電力の使用ピークを避けるように機器の運転を調整することで、電力の効率的な利用を促進することが可能です。
デマンドコントローラーは、電力の基本料金を削減し、電気代の総額を減少させられる有効なツールといえます。
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EMS(エネルギーマネジメントシステム)の導入

EMSは、エネルギー使用状況をリアルタイムで把握し、自動制御機能により手間をかけることなく省エネに取り組むことができ、長期的な電気代削減に期待できます。
例えば、各設備のエネルギー使用状況を詳細に監視することで、効率的な運用を実現することが可能です。
また、エネルギー使用の最適化を図ることで、無駄なエネルギー消費を削減し、電気代の削減効果を最大化できます。
このように、EMSはエネルギーの効率的な管理を実現することができ企業全体のエネルギーコストを削減するための有効な手段になります。

従業員の意識改革と省エネ行動の促進

従業員に対して省エネの重要性を教育し、具体的な行動を促すことで会社全体の省エネ意識を高めることができます。

  • 蛍光灯や白熱灯からLED照明に変更する
  • 照明をこまめに消す
  • 空調の設定温度を見直す
  • 空調を定期的に点検・清掃する
  • OA機器のスリープモードを活用する
  • 人感センサーを設置する など

例えば、LED照明への変更は初期費用こそかかるものの、蛍光灯や白熱灯に比べて消費電力を抑えられることから、電気代の削減に効果的といえます。
また、空調や照明の使用ルールを設定することで、日常的なエネルギー消費の抑制が可能です。省エネ行動を奨励する制度を導入すれば、従業員の積極的な参加を促進できます。
このほか、OA機器のスリープモードを活用するのも効果的です。
パソコンやプリンター、コピー機など、法人ではさまざまなOA機器を活用します。数が多いからこそ、スリープモードを活用しなかった場合、無駄な消費電力がかさみ電気代が上昇する可能性があります。そのため、パソコンなら離席する際やランチタイム、その他OA機器は未使用時にスリープモードにするルールを設けて、従業員に周知しておくことをおすすめします。

電気代高騰に効果的な対策を打つなら『電気管理クラウド』の導入がおすすめ

エネクラウドが提供する『電気管理クラウド』は、電気代高騰への効果的な対策の立案を実現するサービスです。

  • 電気使用量の見える化で省エネ活動のPDCAサイクルを促進
  • コンサルティングレポートによる分析と改善提案で効果的な電気代削減を実現
  • 拠点や部署ごとのスモールスタートができるため、予算に合った導入ができる

電気代高騰への対策方法で悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

この記事では、法人向けに電気代高騰への対策について以下の内容を解説しました。

  • 電気代高騰の背景と現状
  • 電気代高騰に即効性が期待できる2つの対策
  • 中長期的に取り組みたい!電気代の削減方法4選

電気代高騰は、燃料価格の高騰や再エネ賦課金の増加、激変緩和措置の終了などの背景から起こっています。
企業ができる即効性のある対策としては、省エネ設備の導入、電力会社や料金プランの見直しなどがあげられます。
中長期的な効果を得るためには、自家発電設備やデマンドコントローラー、EMSなどの活用や、従業員の省エネ活動を促進させる意識改革などが有効です。
エネクラウドが提供する『電気管理クラウド』は、電気使用量を見える化することで、電気代削減における課題や効果を明確にできます。
さらに、コンサルティングレポートによる分析と改善提案を受けられるため、最適な電気代削減の施策の実施が可能です。
電気管理クラウドの活用方法やサービス内容について、詳しく解説した資料を無料公開しているため、ぜひこの機会にご覧ください。
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この記事の著者

営業本部部長樟山 雄二郎
営業本部部長
樟山 雄二郎

大手保険代理店にて、BtoC領域における新規営業および事業マネジメントを経験。 その後、関連企業の常務取締役を経て、2021年6月に当社の取締役に就任。現在は、「クラウドシリーズ」(電気削減クラウド・電気管理クラウド)の責任者として、企業のエネルギー最適化を支援するサービス開発・運営を統括。